子供時代の夢と美容師になるまで

皆様将来の夢はありましたか??

自分は色々ありました。

読書やゲームは多くはしない子供でしたが、
映画、ドラマ、漫画など物語的なコンテンツは全般的に好きで、
リアルタイムはもちろん、
夕方にやってたドラマの再放送や、週末夜にTV放映してた映画など
多くの作品を観てました。

ストーリーや演出に対して思うところがあってモヤモヤしたり、
自分だったらこうするなんて展開や演出方法を妄想してみたり。。

漫画に関しては絵が元々得意だったこともあってか、
キャラクターデザインの好みに強いこだわりがあり、好き嫌いが極端、、

作品に対して作り手目線のような感想を
抱いてしまう事が結構多くて、(←生意気)
漠然と映画監督や漫画家に憧れみたいなもの
感じていたように思います。

中学生になってからは、バンド音楽に強い関心を持つようになり、
バンドマンになりたいと思ってエレキギターを練習したり、好きなアーティストの影響
を受けて、ファッションにもこだわるようになり、
髪型やピアスなど校則違反を繰り返して、学校では問題児だと言われる事も^^;

自分はスーツを着るような仕事ではなく、
専門分野で何かを創作、表現するような方向がいいと思うように。

美容師という選択肢が生まれたのもこの頃。

髪をいじるのが好きだった延長で、友達の髪をワックスでセットしたり、
眉毛を整えてあげたりという機会が増え、
次第にヘアカットまでするようになっていきました。

高校生になった頃には
何人も頼まれるようになっていて(自己流カットですが)
自分の手で他人がイメチェンしたり、垢抜けたり
なんとなく面白かったし、その後その姿で学校生活を送ってる
姿を身近で目にするわけです。
そういうの見てると、いいかもなこの道って。

漫画家への憧れだけは相変わらずしぶとく残ってて、未練はありましたが
現実的な路線を選択。美容専門学校への進学を決めたのでした。

美容学校では作品作りを意欲的にしていて、
全国の美容学生が応募する大きなコンテストで
2年連続で優秀賞に選ばれたりなど小さいものも含めるといくつも賞を頂きました。

それなりに充実していて、途中まではそのまま美容師になるつもりだったのですが、、

映画製作への憧れが再燃。美容を使って映画に携われるヘアメイクという
仕事に興味を持つようになりました。
資格取得と卒業は無事しましたが、就職はせずそのまま
ヘアメイクの学校へ進学。

その後、見習いとして少しの間、色々な現場を経験しましたが、
美容師上がりのヘアメイクさんも多く、大手の事務所は美容師経験が採用条件になっていたりと、
現状に疑問を感じて、一度美容師の経験を積む為、美容室に転職しました。

結果的には美容師という仕事が自分には合っていると感じ、
そのままヘアメイクには戻らず10年以上同じ店で経験を積んで、独立するに至ります。

正直、少しだけ未練はあります。

が、美容師が天職のようにも感じてます。
1番やりたかったことでは無いかもしれない。けど、
好きな仕事ができてる気はする。

人の見た目の影響力はそれなりに大きくて、
自分の提案やスタイリングをきっかけに、
その人の人生の一部に演出として絡む事にもなり得るかと思います。

だから良い影響を与えられたらいいなと思うんです。

それがモチベーションの1つになってる気がします。

どっちが良かったのか、選ばなかった方の夢への気持ちは
この先も残り続けると思いますが、
後悔はしてません。ただ満足も出来てません。

足りない何かを探りながらもこの道で頑張っていきたいと思います。

以上、回顧録みたいになっちゃいましたが、読んで頂いた方ありがとうございました。

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